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妊娠中期(16週目~27週目)の子宮の大きさや母体の変化、職場での働き方の注意点

妊娠中期(16週~27週)は、妊娠期間の中では比較的落ち着いた時期で、安定期などとも言われます。

おなかの赤ちゃんも活発になってきて、おなかに手を当てると胎動を感じることができるのではないでしょうか。

赤ちゃんからの合図を感じると、嬉しい気持ちになりますよね。

今回は、妊娠中期のママのからだと赤ちゃんの成長の様子、この時期の注意点などをご紹介していきますね。

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妊娠中期のおなかの中の赤ちゃんはどんな状態?

 

妊娠中期の赤ちゃん

妊娠中期のこの時期は、骨格や筋肉がしっかりしてきてからだもどんどん成長していきます。

妊娠27週末ごろには、身長35㎝程度、体重1000g程度まで成長しているでしょう。

動きが活発になり、いろいろな方向に体の向きを変えられるようになったり、脳神経が発達し指を動かす、目を開けるなどの細かい動きもできるようになっていますよ。

さらに、聴力もほぼ完成するので、ママやパパの声が聞こえるようになっています。
優しくおなかをなでながら、声をかけてあげてくださいね。

 

妊娠中期のママのからだの変化と注意する症状は?

①子宮の大きさの変化

子宮は妊娠中期の初めは、子供の頭の大きさくらい、そして中期終わりころには、20センチくらいまで大きくなります。

しかし、大きくなっていく子宮の影響で、あちこち圧迫するため不快症状に悩まされるママが増えてきます。

子宮が下から押されるような形になり、胃が苦しく感じることがあります。一度にたくさん食べず、回数を増やすようにするといいでしょう。

ホルモンバランスの変化による便秘もありますが、子宮による圧迫の場合もあります。繊維の多い食事で予防しつつ、辛ければ薬を処方してもらうこともできますよ。

また、子宮が血管を圧迫するため、仰向けに寝ることが苦しく感じることがあります。

さらに血液の巡りが悪くなり、静脈瘤ができやすくなったり、痔ができたりすることがあります。寝る姿勢の工夫や適度な運動で解消するようにしましょう。

 

②胎動を感じる

赤ちゃんが大きくなり動きも活発になるため、このころにはほとんどのママが胎動を感じます。

エコー検査で赤ちゃんを見ることも嬉しいですが、おなかの中に動きを感じるというのは、このうえない感動でしょう。

これからお産まで、ママにしか味わえない赤ちゃんとの一体感を楽しんでくださいね。

 

③妊娠高血圧症候群

妊娠20週~出産後12週までに起こる、妊婦の特有の病気で以下の症状が現れます。

 

☆期間内に高血圧が起こる

☆たんぱく尿を伴う

 

重症になると、血液の巡りが悪くなり、胎盤機能が低下してしまいます。その結果、おなかの中の赤ちゃんが酸素・栄養不足となり、危険な状態になることがあります。

原因は明らかになっておらず、予防も確立されておりません。

そのため、妊婦健診をきちんと受け、適切な妊娠管理を行うことが大切です。塩分制限や薬に関しては医師の指導の下行いますが、普段から塩分控えめにバランスよく食べるといいでしょう。

 

④貧血

妊娠中期になると、血液中の水分量が急に増加するので、血液が薄まり貧血になることがあります。軽い貧血の場合は、自覚症状は特に感じられないかもしれません。

中には、めまいや顔色が悪くなる、強い疲労などの症状が見られる場合があります。貧血の自覚がなくても、鉄分の多い食品を摂るように心がけましょう。

 

⑤妊娠糖尿病

妊娠中に、血液の糖が高くなる症状が現れることがあります。多くは自覚症状はないので、妊婦健診での尿や血液の検査が大切になります。

ママが妊娠糖尿病になると、おなかの中の赤ちゃんも高血糖になります。

そのため、巨大児出産となったり、胎盤の機能不全や妊娠高血圧症候群、産まれてからは新生児低血糖症、重い新生児黄疸など様々なトラブルの原因になります。

妊娠中の食事管理と適度な運動などの生活管理が重要になりますので、医師の指示にきちんと従うようにしましょう。

出産後に改善するママがほとんどですが、出産後糖尿病に移行するママもいるようですので、産後も定期的な検査を受けるようにしましょう。

 

⑥肌のトラブル

妊娠中のかゆみ

ホルモンバランスの乱れや、肌の保湿に必要なアミノ酸やミネラルがお腹の赤ちゃんに取られるため、乾燥肌になることもあります。

乾燥によりからだにかゆみが現れることもあるでしょう。特に子宮が大きくなっていくにつれて、お腹周りがかゆくなりやすいようです。

妊娠中のかゆみには、保湿が一番効果があると言われています。

保湿クリームをたっぷり塗り込み、かゆみを抑えるようにしましょう。

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妊娠中期の過ごし方と、注意点

妊娠中期のこの時期は、つわりが治まって食事を楽しめるようになるママが多いでしょう。安定期といっても油断は禁物です。

この時期の過ごし方や注意したい事を、簡単にご説明していきますね。

 

①体重管理をしよう

妊娠中にはバランスのとれた食事が必要

普段と同じように食べているのに、体重がどんどん増え、健診ごとに指摘され悩んでいるママもいるでしょう。

この機会に、日々の食事を見直すいいチャンスとしてとらえ、ナチュラルな食事を実践してみてはどうでしょうか。

 

☆できるだけ間食をしない

☆「量」よりも「質」が大切で、バランスよく

☆3食きちんと食べる

 

体重増加を気にしすぎて食事制限をしてしまうと、栄養が偏って赤ちゃんに栄養が不十分になる可能性があります。

食事制限にストイックになるより、からだを動かしてカロリーを消費することを目指しましょう。

妊娠中の体調は個人差がありますので、医師と相談しながら、無理のない体重管理をしてくださいね。

 

②マタニティスポーツを楽しもう

からだを動かすことが好きなママは、体調が良ければマタニティスポーツを楽しんでみてはどうでしょうか。

ストレス発散や気分転換ができ、からだも心もリフレッシュできるでしょう。

妊娠中におすすめなのは、エアロビクスやスイミング、ウォーキングなどの有酸素運動です。

主治医の許可が必要になる場合がありますので、始める前に確認しておくといいでしょう。

 

③赤ちゃんを迎える準備をしよう

妊娠後期になる前のこの時期に、赤ちゃんグッズの準備を始めるといいでしょう。必要なグッズはライフスタイルによって変わります。

ベビーベッドにするか、布団にするかも赤ちゃんスペースを考えながら決めていきましょう。

また、ベビーバスなど使用する期間が短いものもありますので、レンタルなども検討してみてくださいね。
小さな肌着、かわいいウエアなど、ベビー用品は見ているだけで楽しい気持ちになりますよね。

安定期のこの時期に、リストを作って、無駄なくそろえるようにするといいでしょう。

 

④母親学級・両親学級を受けよう

母親学級・両親学級とは、妊娠中のからだの変化やお産のプロセス、赤ちゃんのお世話などについて、知識や情報を提供してくれる講座です。

産院が独自に行っているものや、市区町村主催で開催されているものがあります。

ママにとっては、友だちが見つかる場でもあります同じくらいの妊娠週数の友だちができると、悩みを相談しあったりもでき心強いですよ。

出産後も、ママ友として助け合っていけるでしょう。

 

⑤働くママの過ごし方

妊娠中期に入ったら、仕事のスケジュールを考え、しっかり健康管理をしましょう。

 

☆混雑を避け、安全に通勤するための工夫をしましょう

妊娠と仕事の両立になれてくる頃ですが、不特定多数の人が移動する通勤時は、大きくなるおなかを自分で守る必要があります。

なるべくラッシュ時を避けて通勤し、可能であれば上司に時差通勤を相談してみましょう。

また、おなかが大きくなるにつれバランスが悪くなるので、安定感のある靴を履き、座れないときは必ず手すりなどにつかまるようにしましょう。

 

☆冷え防止対策を

妊娠中からだを冷やすと骨盤の中を流れる血液の巡りが悪くなり、おなかの張りが起こりやすくなります。

長時間動かずにデスクワークをする場合や冷房の効きすぎには注意が必要です。

ひざかけなどを用意したり、食べ物も温かいものを用意するなど工夫をしましょう。

 

☆体重管理に気を付け、外食を上手に利用しましょう

仕事をしていると、毎日のランチをはじめ、外食の機会が多くなりますよね。外食はカロリーが高く、塩分の高め。

とはいえ、毎日手作りをするのは、働くママには負担が大きいですよね。

外食をするときには、バランスを考慮した定食メニューがおすすめです。

 

☆残業や出張は、体調を考えて無理せずに

妊娠中期は安定期で体調が安定してくる時期なので、つい無理をしてしまうママが多いようです。

十分に休息をとり、仕事もペースダウンするようにしましょう。

おなかの中の赤ちゃんのために、体調がすぐれないときには勤務時間の短縮などを会社に申し出ることも必要ですよ。

 

⑥どこでお産をするかの最終決定をしましょう

いいお産のために、安産のために産院選びは大切なことです。何を基準にして産院を選ぶかは、ママによって、家族によって違います。

ママが望むお産の方法であっても、家族の都合や希望やママのからだの状態によっては、希望が叶わないこともあるかもしれません。

また、地域によっては産婦人科の数が減って、出産できる施設を探すこと自体が難しくなっている場合もあるでしょう。

納得できるお産をするためにも、はやめに決めるようにしましょう。

 

まとめ

胎盤が完成し、ママのからだも心も安定してきています。

安定期に入ったとはいえ、妊娠はママのからだにとって負担は大きいので、無理は禁物です。

胎動を感じることで赤ちゃんとの一体感を楽しみ、ストレスのない生活を心がけましょう。

また、マタニティビクスやマタニティヨーガなどのスポーツを取り入れながら、毎日楽しみながら安定期を心地よく過ごしてくださいね。

★この記事を書いた人:N★
看護師資格と経験あり。第一子を無事に出産、育児中。

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