待望の赤ちゃんを授かったけれど、まず初めに来る難関は「つわり」…。
「気持ち悪い」「眠い」「頭痛がする」などつわりの症状は人によってかなり違いがあります。
始まる時期も人によって違いますが、一般的にいつから始まっていつ終わるのか、とっても気になりますよね。
今回は妊娠中の辛かったことのランキング上位に食い込む「つわり」の始まる時期~終わる時期と、様々なつわりの症状についてご紹介します。
つわりはいつから始まるの??
つわりの始まる時期は人によって様々ですが、目安があります。一般的に言われているのは、妊娠5週目(妊娠2ヶ月~)頃から。
昔から妊娠3ヶ月頃につわりが始めるといわれていますが、それよりも早く、2ヶ月頃には症状が出る人が多いみたいなんですね。
早い人では妊娠4週目には気づく人も。これは性交渉→受精してから2週間後くらいなのでかなり早い段階です。
一方、遅い人は妊娠10週目に気づくという人もいます。平均してみると、一般的に5~9週目、つまり妊娠2~3ヶ月からつわりが始まる方が多いです。
つわりの原因とピークは?
つわりの原因は「これ!」というはっきりした答えは見つかっていません。
ただ、つわりは妊娠初期から始まる人が多いので、妊娠することによって、分泌量が増えるホルモン(hCGや黄体ホルモンなど)によって、つわりがおこるのでは?と考えられています。
それを裏付けるように、ちょうどつわりのピークと妊娠中のホルモンの分泌量のピークが重なることが多いそうですね。
ホルモンの中には吐き気を引き起こすものや、自律神経などに影響するホルモンもあり、それが気持ち悪さや眠気、そしてめまいといった症状を引き起こすと考えられています。
そのため、妊娠ホルモンの分泌量が多くなる時が、つわりのピークということ。
その時期は個人差はもちろんありますが、大体妊娠3~4ヶ月。このあたりが一番辛かった~という妊婦さんが多いんですよ。
つわりはいつ終わるの??
つわりの終わる時期も人それぞれですが、やはり目安があります。
胎盤が出来上がって安定期に入る5か月頃には大体の人がつわりも落ち着くといわれています。
早い人で妊娠3ヶ月後半くらいでつわりが終わる人も(うらやましい!!)。
妊娠4ヶ月終わりから妊娠6ヶ月頃には、大半の方が終わるようですが、ただ、それ以降も続く方が稀にいます。
中には出産直前まで続いた…というママさんも!
私のお友達でも、つわりがひどすぎる上妊娠9ヶ月まで続いて、出産後は「もう妊娠したくない…」とぼやいていました。
出産直前までつわりが続く人は本当に少なくて、雑誌で見たデータでは5%くらいでした。
反対に全くつわりはないという方もいるので(うらやましい!)、個人差が大きいことから、ホルモン以外の原因もあるのでは?という説もあります。
また、妊娠後期になって突然つわりのような症状が現れることもあり、「後期つわり」ともいわれています。
これもつわり?様々なつわりの症状
つわりの症状って本当にバラエティに富んでいて、実際に妊娠するまで自分がどんな症状が出るのか、全く分かりません。ただ、傾向はありますので、一例をご紹介していきますね。
この中の一つだけ症状として出る人もいれば、複数出る人もいます。
吐き気・吐く
これがつわりの症状としてもっとも多いものではないでしょうか。ドラマでもトイレで「うっ」と吐いて、妊娠判明…みたいな演出が時々ありますよね。
それくらいつわりを象徴するような症状です。
吐き気がするだけという人もいれば、中には何を食べても、水でさえ吐いてしまう人も…。
水でも吐いちゃう方は要注意。脱水症状になりやすいので、少しでも飲める時に、少量ずつでも水を飲んだほうがいいです。
炭酸水や、レモンを絞ったお水だと、比較的飲みやすい…という妊婦さんが多いので、つわりがひどい方は試してみてくださいね。
吐き気という症状ひとつでも、人によって個人差があります。
気持ちの悪さを感じる妊婦さんも多いです。
これもつわりの症状の一つで多く紹介されていますが、例えば「何かを食べていないと気持ち悪い」とか「朝だけ気持ち悪い」とか、パターンはいろいろあります。
特に「空腹」の時に、気持ち悪さを感じやすいですよ。
特定の時間帯だけ気持ち悪いだけならまだいいのですが、乗り物酔いのような状態がずっと続く人もいるので、毎日だと辛い症状ですね。
これは気持ち悪いにも共通することですが、つわりになると
・特定の物しか食べられない
・何を食べても気持ち悪い
・何を食べてもまずい
・今まで嫌いなものが無性に食べたくなる
・今まで大好きだったものが食べれなくなった
・食べ続けないと気持ち悪い
こういった食べ物に対して感じ方に変化が出る人も多いです。食べつわりの人も、「食べていないと気持ち悪い…」と感じて食べている人も。
特定の物しか食べられなくなる…という話もよく聞きますね。妊婦さんがつわりの時でも比較的食べれた!という食べ物をご紹介しています↓
体調の変化でつわりの症状が出る人も。その中でも「とにかく眠い」「とにかくだるい」という方が結構いますよね。
管理人の会社の友人は「午前中がとにかく眠くて動けない」ほどで、午前休を時々もらっていたので、相当だったと思います。
特に眠りつわりの方は、つわりの時期は車の運転は避けたほうがいいですよ。
妊娠中は赤ちゃんに栄養素と血液がいくので、ママの体調も変化して、眠気やだるさが出てくるようです。
時々聞くのが、「つわり中は臭いに敏感になった」という話。臭いと感じた時には吐き気を催すこともあるので、注意が必要ですね。
辛い人はアロマオイルを垂らしたマスクをする方法がおすすめ。レモンやオレンジなどの柑橘系の香りが、気分もリフレッシュできますよ。
中には頭痛というつわりを抱える人もいます。私はつわりの時は頭痛はなかったですが、生理中とか頭痛がひどい時もあります。
そう考えると、ホルモンの変化が影響しているのかもしれません。
ホルモンバランスが変わることで、落ち込むとか怒りっぽくなるといった、精神面のつわりを抱える方もいます。
確かに妊娠していなくても、生理前はイライラしたりいつもと違う気分になることがありますよね。
妊娠中はホルモンの分泌量が増えたりバランスが変わるので、さらに精神面に影響があるのだと思います。
つわりの症状はなんで個人差があるの?

つわりの症状はなぜこんなに個人差があるのでしょうか?
一人目のつわりはひどくて、二人目はそうでもなかったとか、同じママさんでも子どもによってつわりの症状が変わることも。
つわりの原因が特定されていないので、はっきりした理由はわかっていません。
ただ、ママの体も一人一人違うこと、そしてお腹に宿った子どもも一人一人違うことから、これだけ症状も差が出てくるのでは?という説もあります。
つまりつわりも個性…という考え方ですね。妊娠の神秘的な面ではありますが、これから医療が進めば、もしかしたらつわりがおこる原因や理由もわかるかもしれませんね。
まとめ
つわりの症状がない人もいますが、たいていの人は大なり小なり「辛い~~!!」と思う症状が出てきます。
要は体調の悪い状態が約1ヶ月以上続くわけですから、辛くないはずがありません。そのため「つわりはいつ始まって、いつ終わるの~??」と気になる方が多いです。
つわりを乗り切る方法はいろいろありますが、一番は「いつか終わる」と信じることと、無理せず休むこと。
出産後まで続く人はいませんから、絶対にいつか終わるんです。そう思って、1日1日乗り切っていきましょう…!
とはいえ、辛いですよね…気持ちは痛いほどわかります!
周りの人も間違っても「つわりは甘え!」なんて厳しくしないでくださいね!
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